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希望を失いながらも、現実で必死に不安と戦っているのが現在の若者の大半だ。
だが、希望を失い会社を辞めた若者に、社会は過酷な現実を突きつけている。
ここまで書いてきた現実に直面し、正社員となっても将来への希望が見えず、
早期に退職する若者が後を絶たない。
大半の若者が明るい未来を信じて、毎日の生活が送れた好景気の時代とはまる
で違う。
最初の会社に入り絶望を感じ、多くの若者が次の職場を探すことになる。しか
し、転職活動を始めてさらなる絶望のふちへと追いやられるとは、実際にこの現実
に直面したことのある若者にしかわからないであろう。
中には在職中からいろいろと調べて、戦略を練ってしっかり転職活動を行う若
者もいるだろう。だが実際に行動を起こしてみると、想定の範囲を超えた厳しさに
ぶち当たった（ている）若者が多いのが現状ではないだろうか。
なぜフリーターが増加したのか、ニートや引きこもりの増加が後を絶たないのか。
その理由は、以下に記述する絶望のふちに起因し、完全に希望を失った状態が
ニートや引きこもりを生み出すのである。
3年以内に会社を去った若者の大半は、転職活動に精を出すことになる。だが
ここで、想像以上に厳しい現実に突き当たることになる。
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