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仕事のモチベーションは何か?
−現代の若者の生き方、価値観

2012/1/23

 まずは、毎日新聞の記事(2011年12月31日)から一部引用:

「『継続は力なり』って言われても、力になってないじゃんって。会社を出た時にど
うやって食っていくか、いつも考えてる」

自分なりにがんばるが、「無理しろ」と言われてもしない。そう言った人はたぶん責
任を取ってくれない。「がんばる」と「無理する」は絶対、別と思う。

◇「生きづらさ」最も感じる世代
 30代(30〜39歳)の人口は約1800万人。総人口の約14%を占める(201
0年国勢調査)。思春期〜青年期がバブル崩壊以降の「失われた20年」と重なり、
「生きづらさ」を最も感じている世代とも言われる。

 その大きな理由が「仕事」。1993〜2005年は就職氷河期とされ、不況で企業が
新規採用を抑え、労働市場からはじかれる若者が急増した。00年代前半には派遣
労働規制が大幅に緩和され、正規雇用の職に就けなかった現在の30代前半の若者
の多くが、低賃金で不安定な非正規の職に就かざるを得なくなった。その後も、経済
のグローバル化や円高などが進み、従業員を正社員から非正規に置き換えたり、非正
規雇用労働者の雇い止めや解雇が起きた。

(引用終わり)

 確かに、今は昔の価値観がまるで通用しないような気がする。「真面目」は重要だ
が、今の時代、この言葉は曖昧過ぎる。

 真面目に頑張っていても、健康を害するほど働かされてはどうしようもない。また、
病気になっても会社が助けてくれるわけでもない。

 ただ真面目に頑張ると言うよりも、もっと具体的に自分の目標やライフプランを設
定して、それを実現するための能力やスキルをつけるために、真面目に頑張らないと
いけない。

 自分の目標を設定するには、謙虚に自分の身の丈を知らないといけない。

 自分が小型車のエンジンの場合、高級車のエンジンを搭載している人間と同じ目標
を設定してはいけない。

 この目標設定で誤ると、目標を実現できないために、ネガティブな感情がどんどん
募っていくだろう。

 人それぞれ違うわけであり、人の幸福感や価値観に惑わされてはいけない。

 自分にとっての幸せとは何か、自分の理想的な生き方とは何か。

 周りの価値観は無視して、一度ポジティブに自分の殻に閉じこもってみるといいだ
ろう。

 そうすることで、自分にとって理想の価値観や生き方が見えてくるのではないだろ
うか。

 恐れずに、自分の人生を歩みたいものである。

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