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NHKはスクランブル化の早期導入を
…無理は続かない

2011/7/24

 アナログ放送の終了と共に、テレビを本当に捨てて、NHKを解約する人が結構いるの
ではないか。

 そもそも契約の自由に反するかのように、強引に契約を迫ってくるNHKの手法が古い
し、あくどい。

 強引に契約はさせるわ、いろいろ難癖を付けたり、日本語が通じないほどの訳の分か
らない理屈で解約(契約拒否)を阻害したりなど、受信契約に関するNHKの評判は悪い。

 ネットでNHKについて調べると、受信契約拒否の仕方や解約の仕方、受信義務につい
てなど、溢れるほどの批判がある(ヤフー知恵袋を見て驚いた…)。

 今日から地デジが始まるが、新たな問題も発生しているようだ。

 例えば、ある集合住宅や地域では、BSを視聴する意思がなく、アンテナを設定してい
ないにもかかわらず勝手に視聴できてしまい(地デジ対応テレビに、BSチューナーが付
いている場合など)、なぜかNHKの人が訪問してきて、契約を迫って来るという。

 契約では両者の自由意志に基づくはずだが、こんな一方的な理由で、解約も自由にで
きない強制的な長期契約をさせられるNHKのシステムは、そろそろ限界に来ている。

 未契約世帯でも視聴できることがさらなる問題だ。こんな不公平な話はない。

 NHKのホームページによると、「NHKは、全国にあまねく放送を普及させ、豊かで良い
番組による放送を行うことなどを目的としている」と説明しているが(NHKの事業運営
について)、本音は違うだろう。

 NHKの本音は、「NHKは、全国からあまねく徴収し、NHK職員が豊かで良い生活を
行う
ことなどを目的としている」。

 NHKが本当に公平で中立を保ち、公共放送としての役割を本当に果たしたいのなら、
スクランブル化を早期に導入し、本当に公平な公共放送として出直すしかないだろう。

 NHKに対する渦巻く不信感と、不公平で強引な視聴制度。こんな状況では、報道番組
に対する信頼性や説得性もない。視聴者は、「自分たちのことは棚に上げて、何を偉そう
に…」などと思ってしまう。

 今回の地デジ化を契機に、NHK改革の議論は再燃するだろう。

N:なかなか
H:本気に
K:改革しない

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