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幸せなカップルの秘密

2010/8/5

 幸せなカップルは、お互いを尊重し合い、お互いをよく理解している。また、お互いの気
持ちを率直に伝え合い、お互いの気持ちに耳を傾けている。

 さらに、やはり男女は、決して平等ではない。女性の体は子供を産むような作りになって
いる。

 毎月の半分(生理前の1週間、生理中の1週間)程度は、それに悩まされることになる。こ
の間、男性と対等に仕事ができるわけがない。いや、休む必要があるだろう(体のことを考
えると、少なくても労働負荷をぐんと下げなければいけない)。

 この間、ホルモンのバランスも崩れ、感情の起伏も激しくなる傾向がある。この不快感は、
男性には理解し難いものがあるだろう(子供を産む大変さは、さらに…)。

 この男女の体の構造の違いは、男女が平等ではないことを示唆している。このあまりにも
自然な違いを、現代人は忘れているのではないか。

 この理由も考えると、女性は半歩男性の後ろを歩かざるを得ないだろう(少なくても仕事に
おいては)。これが肉体的、精神的に健全な姿であると感じる(基本的に男の方がタフな構
造になっている)。

 さらに、この点において、男性はうぬぼれてはいけない。どんなに仕事が大変でも、俺のお
かげで云々とは述べてはいけない。女性よりも半歩前を歩かせていただく代わりに、その分
強い忍耐力(我慢)を持たなければならない(女性よりも泣くぐらいでちょうどいいのかもしれ
ない)。

 もちろん、仕事の辛さや不満は、妻に述べるべきだろうし、それを我慢する必要はない。むし
ろ、現場の最前線で感じた仕事の現状や社会の現状などを、妻に説明する義務がある。そ
れにより初めて妻は夫に共感することができるようになるし、夫の辛さも理解できるようにな
る(社会の現状に対する理解も進む)。

 男女平等などという言葉だけが独り歩きし、何かおかしなことになっている。

 男女は平等ではない。上記のような男女の差異を考えれば、それを容易に理解することが
できるだろう。

 ただし、お互いがお互いの視点で理解できるようになると、その差が美しく埋められ、男
女が初めて平等になれるのではないだろうか。

 また、個人的な感じ方だが、本当に幸せなカップルは、そのようにして平等な形になって
いると感じる。

 この激動の時代を男女が幸せに暮らしてゆくには、このような理解が必須であろう。

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