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その恩恵で重要な1つが、「自己を知ること」につながるということである。
−努力は報われる 学校では、高い点数を取り、いい大学に行くために勉強を頑張りなさいと言われ
る。その話は忘れてもいいだろう。
小学生、中学生、高校生がこれを読んでいるとしたら、「自分を知るために勉
強を最大限頑張る」と思って学習するといいだろう。その大目標の下に、高い点
数を取るというのが、結果としてついて来る感覚がいい。
学校では、国語、数学、英語、理科、社会といった主要五科目がある。しかし、自
分を知るためには、その他の科目、音楽、体育、家庭科、技術、美術などといった、
あらゆる科目を最大限努力するのがベストである。もう一度言うが、点数は関係ない。
また、体育祭や学級活動などにも積極的に取り組むと、いろいろな自分が発見
できて面白いだろう。
自分はグループ活動が好きだ、チームをまとめるのが好きだ（あるいはその逆）
などという発見があるだろう。
最大限勉強を頑張った結果、自分の得意分野、不得意分野が自然と見えてくる。
それを学生の段階で理解しておくことが、将来の仕事を選択する際に活きてくるの
だ。
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