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 時代が急速にどんどん変化していくが公務員組織は変わらない。それは、学校
教育も同じである。

 時代に適応しようと急速に変化し続ける民間企業に、学校教育は完全について
いけていないのが現状だ。

 では学校で努力することは無駄なのだろうか。そんなわけはない。むしろとこ
とん努力することが必要なのだ。また、その結果何点取ったというものは実はあ
まり重要ではない。

・学校で勉強する意味とは?

 有名な大学を卒業し高い学歴を持つ若者でも、新卒で企業に応募する場合のみ
学歴の価値がフルに発揮されると述べた。そのチャンスは1回である。

 また、新社会で求められるものは、利益につながるスキルと経験という話もした。
つまり、学校を卒業して社会に出てしまえば、学歴の有無はほとんど価値がない
と言っても過言ではない。

 確かに新社会で求められる技術や経験は、学校では身につかない。その意味で
は学校でいくら努力しようが、究極的に言えば直接的なメリットはない。

 ただし、目に見えない素晴らしい価値があるのである。やはり、何事にも一生
懸命努力した者には何らかの恩恵があるものである。

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