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自分の市場価値を高める方法

 簡単に言えば、他の人ができない仕事で需要があるもの。そんな仕事は間違い
なく市場価値が高い。逆に、ルーティン(定型的)な仕事は市場価値が低い。誰でも
できるような仕事なら、雇用者は高い賃金を払う必要がない(需要が激しくある場
合は別だが)。

 現実には、どの仕事もほぼ競争が激化している。先に述べたような、法律や制度
で守られている職種を除けば、大半はグローバル競争にさらされているか、需要の
縮小にさらされている。

 つまり、他者または他店との競争はほぼ避けられない。競争相手がいない分野を
切り開ける人など、100万人に1人ぐらいではないだろうか。

 さらに、そのようなニッチ(隙間)にたどり着いたとしても、他者や大手にコピーさ
れずに競争してゆくことは、資金力、人材の面などからも厳しい。

 それゆえに、学校を卒業してから世の中で仕事をしてゆく上で、他者との競争か
らは逃れられない。その競争の中で、競争相手よりも高い市場価値を発揮してゆか
ないと、自分の市場価値は上がらない。

 では、その激しい競争の中、自分の市場価値を高めてゆくにはどうしたら良いだ
ろうか?

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