――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
6人に1人は食べるのがやっと…
…フードスタンプ参加者が急増するアメリカ
2011/11/26
アメリカの失業率は9%ちょっとで、少しずつ回復しているなんて話があるが、とん
でもない。
低所得者向けに行われているフードスタンプ(食糧費補助対策)を利用する人が、
ものすごい勢いで増えているようだ。
Gold Made Simple Newsというサイトで、そのことを解説していた。
上記リンク先で、フードスタンプ参加者のグラフが掲載されているが、驚くことに、
過去4年間で2倍近くに急増している。
また、そのサイトで紹介されているが、アメリカの実質失業率は、やはり20%をゆ
うに超えていることがわかる。
その失業率では、アメリカ政府が発表している失業率から、仕事を探す意欲を失っ
た人なども加味されているらしい。
アメリカの経済環境がこんな状態なら、東日本大震災があったにもかかわらず、強
力な円高が収まらないのもうなずける(ここ数日ほんのわずかだが、円安に振れつ
つあるが…)。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
ジニ係数が危険値を超えている?
...数字が示す米国崩壊のシグナル
2011/10/23
「アンチウォール街の抗議者たちが、Verizon従業員たちとデモを行う」という、米国
ヤフー掲載の記事(Reuters - 2011年10月21日)で、興味深いコメントを発見した。
そのコメントよると、アメリカのジニ係数(所得分配の不平等さを示す指標)は現
在、0.45を超えているという。
ジニ係数は、0.40を超えると社会が不安定化し、暴動などが起きる可能性があると
言われているらしい。
過去に、0.50を記録した国はすべて破綻し、その中には米国も含まれているという。
また、アメリカのジニ係数が最後に0.50近くになったのは、ウォールストリートが崩
壊し、世界恐慌が発生したまさに直前。
現在の水準で所得の不平等が継続すれば、5年以内にジニ係数は0.50に到達し、過
去と同じように、米国経済は崩壊するだろうと、コメントでは述べられている。
一方日本では、2010年度のデータで、ジニ係数は0.336であると、あるブログの記事
で分析されている。
暴動等の危険ラインである0.40に近づきつつある。
これを考えると、日本でも最近さまざまなデモが活発化し始めている理由が分かる気
がする。
フジテレビや花王など、偏向的な番組構成(異様な韓国押し)によるものだが、いず
れウォール街を中心に巻き起こっているような、経済的、あるいは政治的なデモに姿を
変える日が来るだろう。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――