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付加価値を理解してもらう
2010/9/3
販売する商品やサービスに付加価値があっても、相手にそれを理解してもらえなければ、
何も価値がないのと一緒である。
商品やサービスを相手に売り込む場合、または、自分を会社に売り込む場合、どれだけ相
手にその価値をうまく説明することができるのかが勝負の分かれ目だ。
競争が激しい昨今、多くの企業が値下げ競争に走っている。だが、中小零細企業や個人事
業の場合、簡単に値下げしては生活ができなくなる。
付加価値というものは、相手に理解されるまでに時間がかかるかもしれない。
自社製品(自分が提供するサービス)以外の製品(サービス)を相手が使用してから、数
か月または半月、あるいは1年以上たってから、自分のところに顧客が来る(戻って来る)か
もしれない。
なので、自社製品またはサービスに本当に自信がある場合、または、他社と比べて確実に
付加価値がある場合、少し我慢して、簡単に値下げをしない方がよい。
苦しくても、少し強がって取引を断った方が、よりブランド価値を保ち、今後の展開を優位
に運ぶことができる場合もある。
もちろん、日々のたゆまぬ努力で、常に付加価値向上を継続してゆく習慣と強い意志も必
要である。
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