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若者の働き方
−仕事の意味

2012/1/25

 毎日新聞の記事(2012年1月6日)から一部引用:

・大学を卒業した04年、大阪の広告関連会社で働き始めた。3年目になると仕事量
が急激に増え、連日深夜まで残業。たまの休日は自宅にこもり、テレビやパソコンの
画面に向かって一人笑う。体と心に不調が出た。息切れや不眠が続く。それでも上司
は「働いてもらわないと困る」。ある日、何かがプチッと切れた。「ここに自分を委
ねるのはいや」。心療内科にかかり、退職した。

働くことは大事。でも楽しんで、自分が変われるような働き方をしたい。

 シェアハウス入居は、転職後の09年。風邪をひいた時はショウガ入りの雑炊を作
ってもらった。共有の連絡帳には「水が出しっぱなしでした」と注意書き。緩やかな
関係が安心できる。「結婚して2人きりになるのはしんどい。都合の悪いことがある
と、相手のせいに思えてしまう。今の私には3人ぐらいがいい」

・僕のアドバイスで人を幸せにできるなら、それが最高の報酬です

(引用終わり)

 この記事に登場する二人も、金銭以外のものを求めているようだ(もちろん、生活
に必要な最低限の収入は譲れないだろうが)。

 また、今の若者はいろいろな刺激に囲まれて育ったせいか、単純でつまらない日々
の繰り返しにも耐えられないような気もする。

 そのような環境に日々さらされていると、ストレスがたまりやすいのかもしれない。

 たとえ安定した給料がもらえても、やはりつまらないというのも問題である。思考
回路が停止した生活になってしまうし、そうなるとひどい人なら、うつ病みたいな症
状を発症してしまうこともあるだろう。

 人間はロボットではない。

 仕事をするにしろ、何らかのポジティブな意味が必要なんだと感じる。

 人から感謝されるというのは、単純に自分が必要とされていると感じることができ
るもので、仕事のモチベーションが自然と上がるものだ。

 モチベーションが上がると、仕事への創意工夫も生まれるし、楽しんで仕事ができ
る。

 従来のレール(年功序列的な給料上昇、ボーナス、正社員で退職まで仕事、など)
が壊れ始めている現状を考えると、仕事を楽しんでするためにも、自分の心が満たさ
れるようなリターン(おそらく目に見えないリターン)が必要なのかもしれない。

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