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市場価値を意識する…得られるメリット
2010/9/5
現在の経済環境において、自分の現在のスキルはどれぐらいの価値があるのか?
転職した場合、他社からはどれくらいの待遇を受けることができるのか?
客観的に、謙虚にそれを考えることで、より現在の仕事に力が入るようになる。また、
市場価値をどのように高めていくのかについて意識が向く。
それを考えるプロセスで、外部環境にも詳細に意識が向いてゆくことだろう。
いくら自分のスキルが高くても、該当分野で需要がなかったり、今後の需要増が見込めな
かったりする場合、市場価値の上昇にも限度がある。
また、そのような分野でも、高い付加価値を提供できるのであれば、逆に市場価値を高め
たり(より高い給料を要求できる)、最悪でも維持できたりするだろう。
意外と盲点なのが、外部環境の変化だろう。
どれだけスキルが高かったり、自分では頑張っていると思っていたりしても、外部環境に
よっては、自分の市場価値が下がっている場合が多々ある。
そのような場合、自分の感じ方とは裏腹に、会社側でリストラを画策していることもある
だろう(人件費の安いアジアにアウトソースするなど)。
目の前の仕事が忙しくても、たまに自分の市場価値というものに目を向けてみよう。おそ
らく、やる気の源を獲得できるはずだ。
今の自分にとって、今後さらに待遇の上昇を目指すには(市場価値の向上)、何が必要な
のか? あるいは、将来リストラの対象にならないためには、何をしてゆけば良いのかなど。
これらを考えてゆくことで、やる気の源を発見できるのと、心の平静を手にすることができ
るはずだ。
自分で事業を営んでいる場合は、自分の提供する商品やサービスが、現在の環境において
適正な価格なのか、高いのか、安いのかを考える。
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