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歴史に名を残すか、橋下徹氏
…大阪ダブル選で勝利

2011/11/28

 大阪府知事・大阪市長選のダブル選で勝利した橋下徹氏。大阪市民も、今回はさす
がに改革を望んだようだ。市長選の投票率が、前回に比べ、17%ほど上昇している。

 ヤフー掲載毎日新聞の記事によると、投票率は市長選が60.92%(前回43.61%)、
知事選が52.88%(同48.95%)。

 さらに今回のダブル選で興味深いのは、既存政党が一斉に支持した平松陣営が負け
たこと。

 以下毎日新聞の記事

 維新公認の橋下、松井両氏に対し、民主、自民は平松、倉田両氏を支援。共産は市長
選で公認・推薦候補の擁立を見送り、自主的に平松氏の支援に回った。自主投票の公明
を除く既成政党と維新が対決する構図になった。

(引用終わり)

 そろそろ、日本の政治が変わり始める可能性がある。

 選挙後の橋下徹氏の会見から、公務員制度改革への強い意気込みが伝わる。以下、
時事通信の記事:

 免職基準を厳格化した職員基本条例や、首長の権限強化を図る教育基本条例の制定
をマニフェスト(政策綱領)に掲げ勝利したことから、「行政組織はこの結果をきちんと
受け止めるようお願いしたい」と強調。「補助金を徹底的に見直す」「市職員の給与体系
を見直す」と次々ぶち上げ、早くも市の組織や職員に「宣戦布告」した。

(引用終わり)

 既存政党により築きあげられ、誰も改革ができなかった領域に、橋下徹氏がいよい
よ斬り込もうとしている。

 橋下徹氏は、いつか必ず国政にも出てくるだろう。しかし、その前に、まず大阪での公
務員改革、行政改革でしっかりと実績を残し、日本全国の都道府県にそれを波及させ
るだろう。

 大阪維新の会が勢力を強化し、日本各地で「維新の会」のメンバーが増え続けるだ
ろう。そして、各地で大阪のように公務員改革、行政改革を行なってから、盤石の基板
と実績を引っさげて、国政に登場する。

 その時には、既に維新の会への支持が半端じゃないぐらいに集まっているはずだ。
そうなると、維新の会に所属する議員たちが、日本全国で当選の嵐だろう。

 その先にはもちろん、橋下徹総理大臣が待っている。

 橋下徹氏は、まだ42歳と若い。今後ますます政治家として力をつけてゆくだろう。

 まずは、大阪で公務員改革や行政改革、大阪都構想を実現させる。その次に、同じ
ような改革を日本全国に波及させる。そして、総理大臣となり、日本を変える。

 橋下徹氏には、時間が十分にある。そして、多くの支持がある。強いリーダーシッ
プもある。

 また、府知事という椅子を捨てて、自ら市長に成り下がるという行動からも、改革
への意思が本物であることが分かる。

 つまり、有限実行ができたら、茶髪の風雲児が日本の救世主となり、日本の歴史に
その名が深く刻まれるだろう。

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