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失業率45%の世界って一体…

2011/11/27

 ヤフー掲載毎日新聞の記事(11月27日(日)13時21分配信):

<欧州危機>スペイン 16〜24歳の失業率45%

(中略) 

 若者の失業率が45%になる状況下、市民には社会への不満や不安、やり場のない
怒りが渦巻いている。

(中略)

 スペインの失業率(21.5%)は96年以降最悪で、欧州で最も悪い。中でも16〜24歳
の失業率は45%。90年代後半からの不動産・建設バブルがはじけた途端、巨額の財
政赤字を生んだ。政府の緊縮財政策のしわ寄せは学歴が低く、職務経験の浅い若者を
直撃する。

(引用終わり)

 政府発表の数字より、実態が悪いのは常のこと。実際の数字は、とっくに50%を超
えているのだろう。

 このような状況で、スペインの若者はどのように希望を持つことができるのだろうか。

 全体の失業率は21.5%。これもおそらく、30半ばぐらいが実際のところではないか。

 日本でも人事ではない。タイの洪水で、タイ人を日本に呼び寄せる企業が増えてい
るようだ。

 タイ人がいないと、会社が回らないらしい。それだけ、技術もろとも外国に流出して
いるということだろう。

 日本企業もどんどん海外に進出しているため、国内の仕事は今後も減ってゆくだろう。
そうなると、日本の失業率も、スペインの若者を笑ってはいられなくなるだろう。

 民主党政府は、円高対策を早く実施し、日本企業が国内で事業をしたくなるような
政策を行わないと、明日は我が身かもしれない。

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