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橋下徹大阪府知事、できるか公務員改革
…強力なリーダーシップと頭脳、そして勇気

2011/11/2

 大阪市長選挙に出馬する、橋下徹大阪府知事だが、実行力や気迫が素晴らしいなぁ、
と思ってしまう。

 弁護士という頭脳、既得権(公務員改革など)に本気で斬り込もうとする勇気、人を
動かすパワー。

 知事という地位を捨て、より格下の市長になってまで公務員改革などをしたいと言っ
た政治家が、過去にいたのだろうか。

 行列のできる法律相談所に出ていた時に、まさかこれほどの人だとは思わなかった
(一方、丸山弁護士は、政治家にはまったく向いていないようだが)。

 読売新聞の記事(2011年9月11日)では、以下のように伝えている:

 大阪市で、定年前に辞めると退職金が加算される早期勧奨退職制度を利用し、9月末
に退職する職員が80人と、前年同期の2・5倍に上ることがわかった。

(中略)

 市議会などからは「職場環境の激変を恐れ、早めに逃げだそうという意識が広がって
いるのでは」とのささやきが漏れる。

(引用終わり)

 上記のような事実を見ても、橋下徹知事の、公務員改革への本気度が見て取れる。

 まだ実際に大阪市長になったわけでもないのに、大阪市の公務員が逃げ出している
のである。橋下知事のリーダーシップと実行力が強い証拠とも言えるのではないか。

 さらにグーグルで、「公務員改革をできる人 橋下しかいない」で検索したら、興
味深いページが引っかかった。

 ある2ちゃんねるのまとめサイトのような感じなのだが、衝撃的な公務員の実態が
うかがえた。嘘の話ではないか、創作だろう、などと思ってしまうほどだ。

 タイトルは、「公務員の俺が橋下知事が唱える公務員改革を賛成したら職場で干さ
れた」
となっていて、それに対する2ちゃんねるの会話がまとめられていた。

 そのページを読むと、信じられないような市役所のふざけた現場がわかった。これ
では、公務員(事務職系)が批判されてもしょうがない。

 IT化が進み、就職氷河期が始まったあたりから、民間では猛烈なリストラが開始さ
れた。

 そのとき、IT化の波についていけない団塊の世代や、やる気が感じられない社員は、
どんどん退職に追い込まれたり、給料が激減したりしたものである。

 昔民間でサラリーマンをしていた時に、数人の上司によくこのような話をされたもの
だ。また、生き残った方々は確かに優秀で、PCのスキルなども、自分で努力をよくして
いており、しっかりとマスターしていた。それには素直に尊敬したものである。

 それに対して、上記リンク先から垣間見える地方公務員の実態が事実であるならば、
橋下知事が本気で公務員改革を進めるのも納得できる。また、市民(民間人)からも大
いに支持されるだろう。

 また、橋下知事が、大阪で公務員改革を中心とした行政改革に成功したら、日本全
国の知事と連携し、一気に平成の大行政改革を進めて行ってほしいものである。

 しかし、リンク先で紹介されている、地方公務員の実態は、本当にあんなにひどいの
だろうか。まだ、100%は信じられないぐらい、ありえない公務員の職場環境なのだが…
(ほんとに真実なら、このような行政職の地方公務員の適正な給料は、年収150−180万円
ぐらいの市場価値に感じるのだが…。あるいは、解雇されるか…)。

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