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大地震と大津波は日本人自身の集合的な呪いか…

2011/4/11

 とても科学的な話ではない。また、この手の変な話をするセミナーなどには必
ず気を付けていただきたい。

 それを念頭に置きつつも、少し感じたことを書きたい。

 それは、この地震が天罰だとも考えられるが(天下りや公務員利権等に対する)、
もしかして、日本人の日本に対する集合的な呪いのようなものが天に働きかけて、
それが大地震(大津波)となって、これほどまでに日本を悩ませているのではない
か。

 最近日本には、激しい怒りや不満が渦巻いている。それは主に、既得権益層(天
下り、特殊法人、公益法人、自分の利益しか考えていない政治家たち、公務員の待
遇(特に高齢層、事務職、特殊スキルなし)、NHKの理不尽な受信料、マスコミの規
制による高利益、新聞や出版業界の規制による利益、など)に対して、一般市民に
渦巻く莫大な負のエネルギー。

 特に若者の中には、「日本なんて崩壊した方がいい」などという意見まである。そ
れほどまでに、若者を中心に、この日本という国に絶望している人が多い。

 また、その人たちを中心とした、日本に不満を持っている多くの一般市民は、上
記の既得権益層(一般の市場原理からかけ離れて、不合理に利益を得ている層)
などに対して、呪いにも似た強い念を持っているのではないか。

 多くの人による、激しく燃え上がる怒りが集合的に強力な呪いとなって、天がそ
の願い(呪い)を叶えたのかもしれない。

 それほどまでに、今の日本はガチガチに既得権益層に支配されており、一般市
民は苦しめられていると感じる。

 東日本大地震から1か月が経ったが、今日も福島周辺で地震(震度6弱などを含
めて)が連発している。

 3月11日の大地震やその後の大津波など、地獄絵図の様相を呈したが、あれは
まるで、現在多くの日本人が抱える集合的な烈火の怒り、強力な既得権益層に対
する呪いを天が聞き入れて、現実のものとなって日本を襲ったのではないか(もちろ
ん、被災者の方々や被災地域の人は、まったく無関係に犠牲になったわけであり、
ただただ、ご冥福をお祈りすることしかできないが…)。

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