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雇用環境の改革、東京一極集中の改善が喫緊の問題 B

2010/3/17

 また、解雇が容易になると、より適切なスキルを持った人材を確保できるという、
経営者側にもメリットが出てくる(雇用するモチベーションが上昇する)。

 日本の労働生産性が低いと言われて久しいが、その理由の1つに、適切なスキ
ルを持った人材で企業が構成されていないのではないだろうか。

 雇用制度の硬直化により、最初の選択を間違えると(正社員になれたとしても)、
苦手な仕事でも辞めることはできない。生活のために嫌でもやるしかないが、嫌々
やったって、生産性は上がるはずがない。こうなると、経営者側も労働者側も、ど
ちらにとっても不幸だ。

 さらに、政府は何らかの政策を実施して、地方に仕事を分散しなければいけない。

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