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2012年2月4日放送の第4回MHKを見た感想

2012/2/8

 率直に言って、過去4回の中で最低だった。笑えたシーンがほぼなかった。

 唯一口元が緩んだのが、名探偵三河安城シリーズの「〜的」の部分。と言っても、
第1回の時よりも笑えなかった。

 個人的には〜的のようなわけのわからないというか、いい加減で適当な感じのボケ
は好きではあるが、それでもつまらない寄りの出来だった。

 後のコントは、笑える場面がほんとになかった。

 ネットにあった動画(リンクはこちら)で見たが(生で見なくて良かった、ほんと
…)、途中から早送りしながら見るしかなかった…。

 まず最初のコント(MACCHANG)では、松ちゃんが葬式の夢を見るコント。カレーを
手で受けるシーンが汚かった。何か面白かったらいいのだが、ただ汚いだけで、何も
笑えず。後のボケは、特に覚えてもいない。

 ダイナミックに汚ければ、印象には残るのかもしれない。しかし、笑えなければ嫌
悪感が残るのみ。諸刃の剣だろう、こういうやり方は。

 次のコントは、松ちゃんが蛇の格好をして、業者の人に噛み付くやつ。一向に笑え
なかった。退屈ですらあった。退屈すぎて、入り込んで見れなかった。なんか、客観
的に距離をおいて見る感じ…。

 次は、松ちゃんがやっさんみたいな格好をして、家の入り口を探しながらヘレンと
叫び続けるコント。これは何かやってくれるかなとすこし期待はしたが、最後まで笑
えなかった。むしろこのコントを見ていたら、志村けんのコントが見たくなった。

 そして最後に名探偵三河安城シリーズ。最初に述べたように、「〜的」の部分でほ
んのわずかにクスっとできた程度。第1回の時よりも出来はだいぶ落ちる。というより
も、パターンがほぼ同じだったせいか、慣れてしまったのかもしれないが…。

 う〜ん、残念。

 映画といいコントといい、ストーリーを作って何かを表現したり、笑いを表現する
のが実はあまり得意ではないのかもしれない。

 今でもフリートークでのボケは笑える時もある。コントほど落ちたとは感じない。

 やはり、アドリブが得意なタイプの芸人だったのではないか、松ちゃんは。

 そういえば昔のコントでも、言葉で笑っていた感じもする。何か作りこんだストー
リーではなくて。

 そう考えると、残念ながら映画の才能がないのも頷ける。

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