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大企業のリストラが迫っている?
−NECで大規模な人員削減
2012/1/31
先日のニュースで、NECが1万人規模のリストラをすると発表した。国内でも7000人
程度削減するらしい。
NEC本体の人員削減がどの程度かはわからないが、無傷ではいられないだろう。
最近当サイトの記事でも、大企業だってどうなるかわからない、保証なんて何も無
いなどとの内容をいくつか書いたが、まさにこれからそれを目の当たりにしてゆくの
かもしれない。
大企業でも、家電業界関連の企業はリストラの嵐が今後も続くかもしれない。パナ
ソニックも2009年、昨年と大規模なリストラをしている。そう言えばNECも、数年前に
既に2万人程度の削減をやっているはず。
少しネットで調べていると、今回のNECの削減と関連して、NEC系列の会社、NECトー
キンという会社での惨状について話されている2ちゃんねるのコピペブログを発見。
スレッドのタイトルは、「今まさに倒産していく会社の内情がすげえ」。
中を読んでみると、確かに今後日本で(このNECトーキンに限らず)起こりそうなリ
ストラの嵐を感じさせるものだ。
事務所を東京(大都会)から宮城県のど田舎に移動すると…。
しかも、残酷と言うか現実的というか、東日本大震災の被災地であり、原発の近く
に移転するとは。それを考えると、会社側のメッセージが透けて見える。
これはつまり、大半の社員を解雇するための大胆な方法だ。賃料の引き下げになる
とかいう話ではなくて、人員削減を一気に成し遂げるための方法。
それにしても、リンク先の内容を読んでみると、NECトーキンの中にアホな従業員が
結構いることを感じさせる記述が多々あった。団塊・バブル世代のアホ公務員を彷彿
させる従業員たち…。
あの内容が事実なら、今回の人員削減はやむを得ないだろうし、会社が倒産しそう
なのもわかる。
それにしても、住宅ローンを抱えている人はさぞ大変だろう…。
いきなりど田舎に単身赴任します、というわけにもいかないだろう。家族を東京に
残して、二重生活ができるほど給料がもらえたり、何らかの補助がでるわけもないだ
ろう(そもそも、大規模にリストラをするためにど田舎への移転を考えたのだろうから)。
本当に今の世の中、大企業に就職できてハッピーなんて言っていられない時代。保
証なんて、どこにもない時代になった。
仮に大企業に勤めていても、中高年になって市場価値のあるスキルが何もなかった
ら、一気に無職へと転落してしまう可能性が高い。
では最後に、NECの凋落をテーマに一句:
経営は
無能世代が
ネックかな
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