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笑点の演芸にナイツ登場
−新しいパターンを模索中か
2012/1/8
先月当サイトで、「THE MANZAI2011 優勝はパンクブーブー…ナイツとパ
ンクブーブーの差」という記事を書いた。
その中で、ナイツにはオリジナリティーが欠けていることを書いた。
普段は言い間違いネタを中心に展開しており、そのパターンはサンドウィッチマン
を模倣しているのではないかという話を述べた。
偶然だろうが、今日の演芸では、言い間違いのボケがわずかに1つ(ぐらい)だった。
大半の笑いは、視点(解釈)のズレのようなボケを中心に展開していった。
ナイツにしては少し珍しいパターン。ナイツをそこまで知っているわけではないが、
少し新しく感じられた。まるで、自分たちの新しいパターンを構築しようとしているよう
に。
個人的にはあまり面白くはなかったが、少し口元が微笑んでしまう程度のゆるい笑
いは生まれた。
しかし、オリジナルのパターンを構築しようとしているようにも感じられたし、好感は
持てた。今後のポテンシャルも感じられた。ぜひ今後も、ナイツのオリジナルな新し
いパターンを模索していってほしい。
もっともっと時間はかかるだろうが、まだまだ面白くなりそうな予感はした。
ナイツの今後のネタ(パターン)に、少し注目してみたい。
ところで、今日の大喜利は非常に残念ながら、途中でまったく笑えなくなった。その
理由を笑点のお題的に言うと:
笑点が笑えなくなった瞬間
突然お題(3問目)に、韓流が出てきた瞬間。
日曜日の伝統的な番組にまで偽り韓流が進出してきていることに、気持ち悪さしか感
じられない。
テレビ局は本当に視聴者のことを見下しているとしか思えない。
ベテランの大御所落語家たちに、強制的に捏造韓流のネタを押し付けないでほしい。
演じている大御所たちが哀れで仕方ない。
笑点の観客も、おそらく捏造韓流を知らないお年寄りばかり。かわいそうで仕方がな
い。
捏造韓流に踊らされるベテラン勢(林家木久扇、三遊亭好楽、三遊亭小遊三、6代目三
遊亭圓楽)は見ていられない。まさに哀れの極致(春風亭昇太と林家たい平は、なんとな
くまだいいが)。
番組スタッフには、日本人視聴者の気持ちを汲み取って、番組構成をしっかりと考えて
ほしい。
そんなスタッフたちに贈る一句:
ずれてるよ
お題作りの
焦点が
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